鏡の国のバカ

しったことか

オン・ザ・なんとか

われわれの中にある「相撲的なるもの」
このひとは中間派だなあ。中間派が意見を通すには慎重さと文才が必要だってことがよくわかる。境界線上で綱渡りしてるようなものだから、どちらにズレても攻撃をくらう。境界を設定するにあたって、主に美意識とか伝統とか大多数の情緒的了解とか(惰性とか)を根拠にせねばならんのも難しいところだ。
下に挙げたサンデルは、結局境界の確定にはほとんど言及していない。あまりにも考慮すべきファクターが多すぎるせいなのだろうし、またサンデル個人で決めるべきものでもないからだろう。依って立つ基盤からして、そうならざるを得ないところがある。
中間派ってのは、そういう意味でわりと民主主義的な存在だ。それが強さであり、思想の強度のなさでもあるだろう。
しかし1つのルールに縛られた世界では実現できないものが「あわい」にはある、ことは確かだと思う。